地球温暖化により、世界各地で異常気象が見られ、台風は大型化、降雨は激しさを増し、夏の暑さは未経験の領域となりました。まさに脱炭素/カーボンニュートラルの達成に迫られています。
SDG'sの取り組みは、特別なことではなく誰もが向き合わなければならない課題です。そこで弊社も、この度「ソーラー事業部」を新たに設立致しました。まずは身近なところからのアプローチとして、照明の小型ソーラーシステムをご提案します。これを第一弾とし、あらゆる小型機器のソーラー化をご提案すべく開発に取り組み、脱炭素に向けて社会貢献を目指します。
街を歩く時、視線を少し上に向けると、小さなソーラーパネルがあちこちにあることに気がつきます。公園や駐車場、交通標識などの照明、あるいはバス停の近接情報の電源として、ソーラーパネルが既に活躍しています。現状では、公共系の施設に多く見られます。
昨今の異常気象による被害が頻発する現状を背景に、環境に対する意識が一段と高くなってきました。小型ソーラーシステムの導入はまずは官からスタートし、民間へと広がりを見せています。手頃に導入できるため、外部の照明等の電源はいずれこの小型ソーラーシステムがスタンダードになると予想されます。
ソーラーパネルというと、戸建ての屋根にソーラーパネルを載せて、発電電力を電気会社に売電するイメージがあります。JVSが取り組む小型ソーラー事業は、50cm四方くらいのソーラーモジュールやアレイを使用して照明を点灯させたり、センサー等を駆動させる小型の太陽電池システムになります。ソーラー機器の取り付けには、配線が不要ですので電源を取得できない場所でも、手軽に設置することが可能です。